JOURNAL

第11回一瀾書道会研究会

第75回記念記念毎日書道展へ向けて一瀾書道会研究会が2024.4.7(日)福島県郡山市で開催され、全国から約300名が集合した。
書道研究墨州院からは、漢字部審査会員の菊池春苔、菊池苔雲が講師として参加した他、佐々木乾龍、眞壁紅蓮、菊池苔鳳、松尾蓮佳、小松原朴象(作品のみ参加者は除く)が参加し、毎日書道展の傾向と対策を学んだ。
※一瀾書道会とは、毎日書道展への出品を目的とした連合団体。

第53回気仙書友会展

書道研究墨州院の創始者菊池海雲が創始した地域芸術文化振興を目的とした展覧会で、気仙管内(大船渡・陸前高田・住田)の展覧会では最も歴史がある。
気仙管内に在住または、ゆかりのある作家の東京はじめ全国各地での展覧会作品を展示。また、地域の学童作品展を併催。
大船渡市にあるサン・リアショッピングセンターの中心部での開催で、地域住民の書に触れる機会が増えることで、芸術文化振興の一助ともなっている。約400点の作品が並ぶ。

第49回雁鴻会書展【岡安花穂書作展】

和洋女子大学日本文学科(書道専攻)の卒業書道作品「第49回雁鴻会書展」が開催され、岡安花穂本員会員が卒業生として【岡安花穂書作展】を開催した。
雁鴻巣会書展とは、4年間の学びの集大成として、卒業論文の題目をテーマとして制作したメイン作品展示を中心に、学生自ら企画・立案・ポスター制作・運営に至るま
で実践した、学位認定に伴う卒業展覧会です。

第52回岩手県小中高校書写書道コンクール

第52回岩手県小・中・高校書写書道コンクール(主催:岩手県書写書道教育研究会)には、34,050 点もの作品が集まり、川上仁愛本員会員が毛筆の部で最高賞の岩手県知事賞を受賞。また、硬筆の部でも市町村教育委員会協議会長賞を受賞した。

第74回毎日書道展

 最高権威にして最大規模を誇る総合書道芸術展で、書の登竜門と称される、毎日書道展において、今回展では、書道研究墨州院より、審査会員である主宰・会長の菊池春苔はじめ、役員出品5名、うち会員賞(グランプリ)1名、会友(無鑑査)13名、秀作賞1名・佳作賞3名・U23奨励賞2名、入選31名の入賞・入選者を輩出した。 入選者の割合は全国でもトップクラスの85%(全国平均50%)を誇った。

第74回毎日書道展の書道研究墨州院からの役員出品・会友出品・入賞・入選者は下記の通り。

《審査会員》
菊池春苔

《会員賞(グランプリ)》
菊池苔雲

《会員》
甘竹荷州・佐々木乾龍・眞壁紅蓮・菊池苔鳳

《秀作賞》
佐藤扇凰(漢Ⅰ)

《佳作賞》
小松原朴象(漢Ⅰ)・播摩蘭粧(漢Ⅰ)・金野州紅(漢Ⅱ)

《U23奨励賞》
熊谷友里香(漢Ⅰ)・岡安花穂(漢Ⅰ)

《会友(無鑑査)》
及川汀雲・小松原朴象・松尾蓮佳・佐藤扇凰・菅原誘花・佐藤翠嶺・播摩蘭粧・兒玉春苑・鈴木紫雲・ 髙橋杏雲・佐藤苔翠・菊池栖雲・菊池碧雲

《漢字部Ⅰ類入選》
松尾蓮佳・菅原誘花・佐藤翠嶺・兒玉春苑・金野州紅・鈴木紫雲・金崎峰萃・濱田郁恵・ 荒木弘美・松木田清翠・佐藤美智子

《漢字部Ⅱ類入選》
羽山李岳・金崎峰萃

《U23漢字Ⅰ類入選》

長澤千夏・菅野康剛・金野伶音・森 眞紘・金野友菜・菅崎心乃・佐々木健泰・松田穂乃実・廣瀬苺妃・ 藤原來未・中山ありさ・川崎由渚・石田翔梧・四宮結香・松島希和・德山 椛・西島涼香

《U23漢字部Ⅱ類入選》
 大西憙慎・吉野穂香


(会員賞:菊池苔雲)
 書道研究墨州院会長補佐菊池苔雲は、平成元年2月14日生まれ(大船渡市)、34歳。書道研究墨州院を主宰する父・菊池春苔の二男に生まれたことから、 物心付く前から筆を持ち、書歴は歳の数と同じ。大学は二松学舎大学(東京)中国文学科で書道専攻し、書を専門的に学んだ。現在は、書活動の傍ら、 大船渡高校・大船渡東高校・高田高校で教鞭を執っている。
 岩手県内の漢字部審査会員は盛岡市1名・大船渡市内に菊池春苔と菊池苔雲の合計3名となった。平成生まれ初・34歳と異例の早さでの受賞となった。

 会員賞(グランプリ)獲得対象条件を満たしてからは、毎年チャレンジし、来る日も来る日も作品制作に明け暮れ、報われない努力を積み重ねてきました。 今回も、何度も父の指導を受け、締切当日まで作品と向き合い、自信作というより「限界の作」となりました。 ただ、誰よりも書いているという自信がある私ですら、人生で一番書き込んだと思います。
 まだまだ未熟でありますが、今後ともに後進の育成や書道の普及に益々力を入れたいと思います。

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