展覧会は作品制作による実力向上や、他の出品者作品を鑑賞することによって鑑賞眼を養うことに繋がります。
出品の有無に関わらず、展覧会へ足を運ぶことも大切です。
墨州院全国展は、書道研究墨州院の本展(メイン展)で、2023年に45回記念展を迎えました。
普段の競書・古典から得られる、書法、品格といったものを「漢字」「かな」「漢字かな交じり書(近代詩文書)」「篆刻」「刻字」の5部門の創作に活かし、美しく、かつ、見栄えのする多種多様な作品が集まる展覧会となっております。
総出品点数約600点の本展は、役員の他、正会員の全国から寄せられた力作を審査・鑑別の上、優れた作品を展示しております。
また、次世代の書家育成・書道愛好家育成・地域芸術文化振興を計るべく下記の企画・活動に積極的に取り組んでおります。
■鑑賞眼の育成
作品傾向が偏りがちな公募展ですが、【装書飾】と銘打って、インテリアとしての書のコーナーを設けております。
■体験コーナー設置
体験コーナーや趣向を凝らした企画で未来の書家・書道愛好家育成に繋がるよう、書に触れる機会を作っております。
■模範生の奨励
墨州院関連書展などに積極的に挑戦する出品者の費用を軽減し、書家の育成に努めております。
■U23の奨励
23歳以下の出品者の費用を軽減し、若き書家の育成に努めています。
また学生においては、手本料の減免制度もあります。
■シニア部門の設置
シニア世代でも充実した展覧会活動(出展・観覧)を楽しめるよう、シニア世代向けの作品寸法や部門を設けております。
書道研究墨州院の中央進出展。日本が世界に誇る街、東京・銀座での選抜展で、公募展とは違い、より自由な書表現を求め、思考を凝らした作品を展示しております。
また、所属会派や年代・地域も様々な出品者層であることから、全国の有名書家や有名評論家・新聞社・ありとあらゆる来場者に恵まれております。
※2024年で37回展を迎えました。
書道研究月刊誌『墨州』発行500号記念を機に、創始者菊池海雲の書へ懸ける想いに応えるべく開催している誌上展覧会。
また、墨州院東京展の併催事業として、多様な書表現と触れ合う機会となっている。
書道研究月刊誌『墨州』の誌上書初展。
全国展開された墨州院会員の作品の発表機会となるよう開催。
書道研究墨州院では、各種公募展にも積極的に出展しております。
公募展には傾向がありますが、大会場ならではの見せ方の研究や技術の研鑽と、成果が出ることの喜びを感じております。
日本最大の書道展。書道研究墨州院からは菊池春苔・菊池苔雲が漢字部審査会員を努める他、漢字部会員4名が役員出品している。また、毎年多くの本院会員が入賞・入選。
■ホームページ
(https://www.mainichishodo.org/syodoten/)
通称、書の甲子園。世界10数ヵ国・地域より10,000展を超える作品が寄せられる。毎年、書道研究墨州院も数多く入賞・入選を輩出している。
■ホームページ
(https://www.mainichi.co.jp/osaka/shodo/)
書道研究墨州院からは菊池苔雲・佐々木乾龍・小松原朴象の3名が漢字部審査会員を務めている。開展から毎年出品し、多くの学生部・教育部会員が受賞している。また、本院も団体の部で表彰を受けている。
■ホームページ
(https://naganosyogei.jp/?page_id=7)
書道研究墨州院の創始者菊池海雲が創始した地域芸術文化振興を目的とした展覧会で、気仙管内(大船渡・陸前高田・住田)の展覧会では最も歴史がある。
気仙管内に在住または、ゆかりのある作家の東京はじめ全国各地での展覧会作品を展示。また、地域の学童作品展を併催。
大船渡市にあるサン・リアショッピングセンターの中心部での開催で、地域住民の書に触れる機会が増えることで、芸術文化振興の一助ともなっている。
サン・リアショッピングセンター創業以来約40年にわたり開催されている地域の学童書初展。年明けにショッピングセンターの中心部が学童作品で賑わう光景は、風物詩ともなっている。書道研究墨州院では、後援として審査・賞状揮毫など運営協力をしております。
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