書道研究墨州院について

ご挨拶

書道研究墨州院は、1946年創立の菊池苔雲書道院を前進に、「流派に固執しない・古法を伝承する・新風も大いに導入していく、実力・実績の純正書道」を提唱し、78周年を迎えました。また、1978年4月に創刊した書道研究月刊誌『墨州』は、47年を迎えました。これま、幾多の困難がありましたが、いかなる事業の中止や月刊誌の欠号もすることなく現在を迎えておりますことは最大の誇りでもあります。これも書道研究墨州院に集う会員皆様や関係各位のご支援・ご協力あってこそのものであります。

沿革

■昭和21年
・「苔雲書道院」開設(現書道研究墨州院)
■昭和30年
・大船渡書友会(現:気仙書友会)結成
■昭和53年
・「苔雲書道院」を「書道研究墨州院」に改称
■昭和53年
・書道研究月刊誌『墨州』発刊
■昭和54年
・墨州院第1回全国展開催
■平成23年
・菊池春苔が主宰・会長就任
・東日本大震災(3.11)で被災
■平成25年
・書道研究月刊誌『墨州』B5判からA4へ刷新
■平成28年
・本部再建
・創立70周年記念式典開催
■令和元年
・書道研究月刊誌『墨州』創刊500号
■令和3年
・創立75周年

主宰・会長  菊池春苔

師匠

菊池海雲・明石春浦・金子卓義・千田得所

略歴

父・菊池海雲の益を受け、高校時代より本格的に古典研究に取り組み、進学のため上京。

■平成元年
帰郷・菊池春苔作品研究室を開設。
■平成 2年
テレビ岩手アカデミー講師就任
■平成 3年
県立高等学校3校の非常勤講師(18年勤務)に就任
■平成10年
墨州ARTSALON(書道アカデミー・ギャラリー・ライブラリー)を開設
■平成23年
書道研究墨州院主宰・会長に就任。
3月11日の東日本大震災により、自宅を始め、殆ど全ての財産・教場を失う。書の道を断念し、瓦礫撤去しながら、今後の処し方を考える。
書友・会員・親戚の支援で再起を決意。
被災地にボランティア教場を開設。

■平成29年
第69回毎日書道展 東北仙台展実行委員長
■平成31年
第71回毎日書道展 総務部副部長
■令和元年
第28回国際高校生選抜書展 審査員
■令和 2年
第29回国際高校生選抜書展 主任審査員

主な受賞歴

■毎日書道展
グランプリ会員賞・毎日賞・秀作賞3・入選2
■書道芸術院展
篆刻部準特選
■日本刻字展
協会賞・理事長賞・毎日新聞社賞・佳作賞・入選
■岩手県展
部門賞(篆刻)

主な役職

・毎日書道展漢字部審査会員
・東北仙台展実行委員
・一瀾書道会副理事長・事務局長
・気仙書友会会長
・大船渡市芸術文化協会評議員
・書道研究墨州院主宰・会長
・書道研究月刊誌『墨州』発行人

作品評価額

143万円(半折軸装)
※国際芸術家年鑑2021より

書道研究墨州院役員

■創  始  者     菊池海雲

■客員教授     福島一浩
■参        与     甘竹荷州・金崎峰萃・菊池碧雲
■特別講師     松尾碩甫
■名誉会員     千葉蘭秀・今野櫻亭

■主        宰     菊池春苔
■理  事  長     武川象濤
■副理事長     菊池苔雲・佐々木乾龍
■専務理事     安細華州・金野州紅
■常務理事     菊池栖雲・菊池苔鳳・佐藤翠嶺・佐藤扇凰
                         佐藤苔翠・鈴木紫雲・髙橋杏雲・眞壁紅蓮
■理        事     及川汀雲・兒玉春苑・小松原朴象・松尾蓮佳
■評  議  員     菅原誘花・羽山李岳・吉田翠芳
■運営委員     遠藤結夏・遠山采華・長澤佳玉・濱田春怜

全国の頂点で活躍する書家集団

書道研究墨州院では、所属団体に関わらず、世界各地で展覧会を開催したり、日本の頂点で活躍している書家や専門家を積極的に招聘し、「流派に固執しない・古法を伝承する・新風も大いに導入していく、実力・実績の純正書道」を提唱しております。

※矢印(▷)を押すと先生方の作品を見ることができます。